tekowanekoです。
ご訪問ありがとうございます。
もうすぐ新年を迎えますね。
皆様はおせちの「伊達巻」を1度は口にしたことがあると思いますが、どうやって作られているかご存じですか?
伊達巻は、
- 白身魚やエビをすり鉢などですり身にする
- 黄身や溶き卵と出汁を加えてよくすり混ぜ、みりんや砂糖で調味してフライパンなどで焼き上げる
- 熱いうちに巻き簾(まきす)で巻いて形を整え、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切り分ける
という手順で作ります。
美味しいのですが、思っている以上にめちゃくちゃ手間がかかるので、この工程を見てしまうと、中々作ろうと思えないですよね(;^_^A
ですが今回は、堀江ひろ子さんのレシピから、
- 白身魚やエビの代わりにはんぺんを使う
- 面倒なすり混ぜはフードプロセッサーにおまかせし、焼き上げもオーブン使用
という、極力手間を省いた、でも美味しい「スピード伊達巻」をご紹介します。
「スピード伊達巻」はこんな方におススメです。
- 凝った料理と見せかけて簡単なおせちはないかな…(市販品の伊達巻は美味しいけど高いし…伊達巻を作って家族を驚かせたい)
- 自分好みの味付けの伊達巻を作ってみたい(市販品ってちょっと甘すぎるから、甘さ控えめに作りたい)
堀江ひろ子さんの「スピード伊達巻」が、きっとそんなお悩みを解決してくれますよ!
■堀江ひろ子さんの「スピード伊達巻」を実際に作ってみた
材料(2人分)
・卵2コ
・はんぺん (小)1枚(50~60g)
【A】
・砂糖大さじ1
・みりん大さじ2
・塩1つまみ
つくり方
1.オーブン用の紙を30×30cmに切り、周囲4辺を2cm幅で2回ずつ折り返し、裏返して紙の端を立てて四隅をホッチキスでとめ、浅い箱をつくる。
※周囲は紙を外側へ折り返しているので、卵液が紙の間に入らない。
(左の写真は浅い箱の完成形)
2.フードプロセッサーに卵を割り入れ、ちぎったはんぺん、【A】を加え、なめらかになるまで回す。
3.オーブントースターの天板に1の箱を置いて2の卵液を流し、オーブントースターに入れて10~15分間、よい焼き色がつくまで焼く。
4.3.が熱いうちに、表面を下にして巻きすにのせ、箱から出す。手前から巻き、巻き終わりが下になるようにし、そのまま冷ます。
できあがりは、直径2~3cm程のかわいらしい大きさでした。
実際に作ってみて、紙の型を使って作るのが意外と手間だと感じました。
理由としては、
- ペラペラなので生地が上手く均一に流しこみにくい
- 四角い型を作るのが意外と難しい
- 指定の大きさに折ってホチキスで留めるまでが一番手間…
な点です。
この問題を解決できないかと考え、誰でも用意できそうな代わりのものを考えてみました。
■紙の型の代用品を考えてみた
代用品は、全てダイソーなどの100円均一や、ホームセンターなどで手に入るものを使いました。
そして、どれが一番作りやすいのか、何度か作って確かめてみました。
作ってみたそれぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
紙の型を作る(レシピ通り) | ・家にあるもので手軽に作れる・使った後は捨てるだけなので保管場所に困らない | ・型を作るのに時間がかかる(意外と真四角に作るのが難しい) ・型が紙なので、生地を流し込むまでペラペラして安定せず、流す時も均一に流すのが難しい |
使い捨てのパウンドケーキ型を使う | ・型を作る必要がない・使った後は捨てるだけなので保管場所に困らない | ・22cm四方の型は無いので、二つに分けて焼く必要がある(ダイソーにある使い捨ての型は、22×11cm位が最大) ・取り出しにくい |
ダイソーのケーキ焼型(四角形)を使う | ・鋼でフッ素樹脂加工なので紙を敷かなくても良い。(取り出しやすさを重視する場合は敷いても◎) | ・型の保管場所を確保しなくてはならない |
四角いグラタン皿や四角いオーブン可能な耐熱皿にクッキングシートを敷いて使う | ・グラタンやケーキ型など、家にあるものが型になるので経済的 | ・大きさによっては二つに分けて作らなくてはならない。 ・クッキングシートを敷くのが手間 |
私は、ダイソーのケーキ焼型が良いかな、と思ったのですが、ケーキ類を今後も作る方にはおススメですが、一回きりで今後使う予定のない方には不向きだと感じました。
その点、家に四角い形のグラタン皿や耐熱容器がある方は、それに紙を敷くのが一番お手軽かな、と思いました。
使い捨てのパウンドケーキ型は、取り出しにくかったので、場合によってはクッキングシートを敷いたほうがうまく取り出せるかもしれません…
また、パウンドケーキ型1つに生地を全量流し込んでみたら、焼き時間が長くなり、巻きにくかったので、面倒ですが二つに分けるのが無難だと思います。
それぞれの環境にあった型を使用するのが一番だと思うので、私が試してみて感じた、メリットデメリットを参考に、型選びをしてみてくださいね。
■堀江ひろ子さんの「スピード伊達巻」を食べてみた感想
「スピード伊達巻」は、
- 型さえ作れれば、後は混ぜて焼くだけ、とは思えないくらい本格的な味
- 甘さも程よく、はんぺんの生臭さも感じない
- みりんが入ることで照りと焦げ目がつき、見た目も焦げ目の茶色と卵の黄色がきれいな渦模様ができていて、見た目でも楽しめる
と感じました。
夫は「うまい!」と何個も食べてくれました!(何回も作ったのに嫌がらず、試食してくれてありがとうwww)
好みで巻くときに溶けるチーズと柚子の皮のすりおろしを乗せてからまくと、また一味違う、洋風味のある伊達巻を作ることができますよ!
ちなみに巻きすが無い方は、アルミホイルで代用できます。
ロールケーキのような丸い形に仕上がり、それはそれで可愛いので、お試しください(o^―^o)
■まとめ
今回は堀江ひろ子さんの「スピード伊達巻」をご紹介しました。
「スピード伊達巻」は、
- 凝った料理と見せかけて簡単なおせちはないかな…(市販品の伊達巻は美味しいけど高いし…伊達巻を作って家族を驚かせたい)
- 自分好みの味付けの伊達巻を作ってみたい(市販品ってちょっと甘すぎるから、甘さ控えめに作りたい)
という方におススメです。
今回はお手軽にフードプロセッサーで混ぜるレシピをご紹介しました。
フードプロセッサーが無ければすり鉢とすりこ木で代用できますが、均一にすり混ぜるには時間がかかります。
ですが、フードプロセッサーを使用するとあっという間で、わずか30秒ほどでできちゃいましたwww
今回私が使用したフードプロセッサーはこちら
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フードプロセッサーは、
- 餃子やハンバーグ、ミートソースといった、野菜をみじん切りするときに大まかに切ってスイッチを押すだけなので時短になる
- アタッチメントを変えれば、野菜のすりおろしや生クリームのすりおろしも可能なものもある
というメリットがあります。
忙しい時に、大雑把に刻んでフードプロセッサーでみじん切りができるととても気が楽になります。
1台で多機能なものを選ぶとぐっと料理の幅が広がるのでおススメです。
例えば、私が使っているフードプロセッサーには、刻む用の刃だけでなく、
- チョッパーカッター
- おろしカッター
- パンこねブレード
- ホイップブレード
と、4つの刃が付いていて、刻むだけでなくケーキ作りや面倒なパンこねもできちゃいます!
「みじん・ミンチ」「おろし・スープ」「ホイップ」「パンこね」の4つのモードで、フードプロセッサーの『刻む』という役割以外にも活躍すること間違いなしですよ。
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