tekowanekoです。
ご訪問ありがとうございます。
皆様は笠原将弘さんをご存知ですか?
笠原将弘さんは、料理人で料亭「賛否両論」のオーナーであり、テレビにも出演されています。
また、2023年6月からはYoutubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』を開設し、料理が美味しくなるコツを、一つ一つ丁寧に解説しています。
特に、ご実家が焼き鳥屋だったため、笠原将弘さんの鶏肉の知識と腕前は料理人随一です。
パサつきがちな鶏むね肉の買い方、扱い方、調理と保存方法までを丁寧に解説し、むね肉とは思えないくらいジューシーでしっとり仕上がる調理のコツを教えてくれる『和食屋がこっそり教える ずるいほどに旨い鶏むねおかず』という本も出版されています。
今回は笠原将弘さんが得意とする鶏むね肉のレシピから、「鶏むね肉牛タン風」をご紹介します。
「鶏むね牛タン」は
- お手ごろな価格でおうち焼き肉を楽しみたい
- 安価だけど加熱するとパサつきがちな鶏むね肉を美味しく食べる料理はないかしら?
- 作り方がシンプルな料理はないかな?
と思っている方におススメです。
■笠原将弘さんの「鶏むね肉牛タン風」を実際に作ってみた
鶏むね肉牛タン風
材料
・鶏むね肉 1枚
・レモン 1/2個
・黒コショウ 少々
・酒 大さじ1
・サラダ油 小さじ2
・おろしにんにく 小さじ1
・塩 小さじ1
【ねぎダレ】
・長ねぎ 1/2本
・大根おろし 100g
・ごま油 大さじ2
・みりん 大さじ1
・白ごま 大さじ1
・昆布茶 小さじ1
・塩少々
作り方
【ねぎダレ】
1.長ネギはみじん切りにする。
2.長ネギのみじん切りと大根おろし、その他調味料を混ぜ合わせる。
3.昆布茶粉末が溶けるまでよく混ぜて完成
【鶏むね肉牛タン風】
1.鶏むね肉は皮をはぎ、3mmくらいの幅でなるべく薄くなるようにそぎ切りする。
2.ボウルに鶏むね肉と酒、サラダ油、おろしにんにく、塩を入れて揉み込む。
3.フライパンには油を入れずしっかりと熱する。(鶏むね肉にあらかじめサラダ油をもみこんでいるので油は不要)
4.焼肉で牛タンを焼くように、強火で鶏むね肉の両面をサッと焼いていく。
(短時間で火を入れることで、鶏むね肉の水分が飛びにくくなり、パサパサになるのを防ぐことができる。)
(また、焼けたものはどんどん取り出し、ある程度焼いたらフライパンの焦げを拭き取っておく。)
5.最後にねぎダレと黒コショウをかけ、レモンを添えて完成。
実際に作ってみて、料理が苦手な方や料理ばかりに時間をかけられないという方には、
- 食材多くて難しそう
- ねぎのみじん切りと大根おろしが手間
と感じてしまうのではないか、と思いました。
私自身、二児の母なのでなるべく時短で美味しく作りたい、というのが本音です(笑)
なので、もっと簡単にできないかと考え、手間だと感じた部分のワンポイントアドバイスをしたいと思います。
■tekowanekoのワンポイントアドバイス
<大根おろし>
最近では大根おろしが、大手コンビニのセブンイレブンでも1パック100g入り税込149円で売っています。
少々値は高いですが、よりお手軽に作れるので使ってみるのも良いですね(o^―^o)
また、大根は安い時にまとめ買いして、用途に合わせて切ったりおろして冷凍しておくと便利です。
大根おろしは自然解凍するだけで使えますよ!
<長ネギ>
長ネギは、笠原将弘さんが動画内で簡単にみじん切りにする方法を紹介されています。
それでも「ねぎを刻むのは目が痛くなるし、できればやりたくないな」という方には『ぶんぶんチョッパー』がおススメです。
ぶつ切りにして『ぶんぶんチョッパー』に入れ、紐を引くだけで簡単にみじん切りができます。
ダイソーにも、『ハンドル野菜カッター』という名称で税込み330円で売っています。
一台あれば、玉ねぎや人参等のみじん切りも簡単にできますよ。
また、ねぎの辛味が苦手な方は、みじん切りした後、冷水にさらして辛味抜きをしても良いと思います!
<みりん>
妊娠中・授乳中・お子様が食べるなどの場合は、みりんを電子レンジで沸騰するまで加熱して十分アルコールを飛ばすか、みりんの代わりに砂糖小さじ1で代用するのも良いと思います!
(みりんは砂糖の1/3の甘さと言われています♪)
■笠原将弘さんの「鶏むね肉牛タン風」を食べてみた感想
ねぎダレは、
- 大根おろしが入ることで、大根の甘味が加わってあっさりとしていて、ねぎの辛味を感じない
- 昆布茶のうま味が後を引く美味しさを生み出している
- ごま油とゴマのダブル使いで香りとコクがある
- 単体だと控えめな味で、味のついた鶏肉によく合うようになっている
という印象でした。
鶏むね肉は、
- 調味料を揉みこむときに、塩が多い印象を受けたが、下味がしっかりついているので甘めのねぎダレと良く合ったので、むしろこのぐらいの塩味のほうがよい
- 片栗粉などの粉をはたかずに焼いたが、笠原将弘さんの「薄切りにして油をまとわせ強火でサッと焼く」というコツをしっかり守ることで肉が固くならず、柔らかくジューシーな仕上がりで激ウマに仕上がった
という印象でした。
レモンを絞ることでねぎダレと鶏むね肉にレモンの酸味が加わり、より牛タンぽくなりました。
思わず夫とノンアルビールで乾杯しちゃう位美味しかったですwww
動画内で笠原将弘さんもおっしゃってましたが、ねぎダレは鶏むね肉を他の肉(豚肉や鶏もも肉)や魚にのせても美味しいと思います。
昆布茶は、あまりご家庭に無いかもしれませんが、ダイソーにも税込108円で売っているので意外とハードルが高くありません(◎_◎;)
また、笠原将弘さんは多くの簡単なレシピで昆布茶を活用されているので、新しく料理の幅を広げるために買ってみるのも良いと思います!
■まとめ
今回は料理人の笠原将弘さんの「鶏むね肉牛タン風」をご紹介しました。
「鶏むね肉牛タン風」は、
- お手ごろな価格でおうち焼き肉を楽しみたい
- 安価だけど加熱するとパサつきがちな鶏むね肉を美味しく食べる料理はないかしら?
- 作り方がシンプルな料理はないかな?
という方におススメです。
ねぎダレは、一見長ネギをみじん切りにしたり大根おろしを作ったり…と手間に感じるかもしれません。
しかし、既製品や便利な調理器具をうまく活用したり、時間があるときに自家製の冷凍食品を作っておくだけでぐっとお手軽に作れます。
自家製冷凍食品は思っているより超・超・簡単に作れるので、こちらの記事を参考にしながら挑戦してみてくださいね。
私の紹介している手作り冷凍食品の作り方はこちら
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