tekowanekoです。
ご訪問ありがとうございます。
今回は、以前ズボラレシピとクリスマスレシピを紹介した平野レミさんのメニューから、「にらもち」を紹介したいと思います。
「にらもち」は、こんな方におススメです。
- お正月に食べるからとお餅を大量に買い込んで余らせてしまった(このままだと家に大量のストックが…なんとか消費したい)
- まだお餅が残ってるし、お手軽な食材でちょっと変わったお餅が食べたい(自分を含め、家族が雑煮もお汁粉も飽きちゃった…)
- 年末から食べすぎ飲み過ぎで内臓が疲れ気味(疲労回復に良いレシピはないかな?)
平野レミさんの「にらもち」が、きっとそんなお悩みを解決してくれますよ!
■平野レミさんの「にらもち」を実際に作ってみた
※画像は平野レミさんの公式ホームページ「remy」よりお借りしました。
材料
にら…1束
切り餅…4個
バター…大さじ2
にんにく…1片
醤油…小さじ1~2
作り方
1.にんにくは、みじん切りにする。
2.沸騰した湯で、ニラをサッと湯がいて冷水にとり、水けを絞って細かく刻む。
3.切り餅を耐熱容器に重ならないように並べ入れて軽く水をふり、ラップをして600w1分30秒加熱する。
4.餅が熱いうちに「1」のニラを混ぜこみ、手に水をつけながら食べやすい大きさに手早く丸め、器に盛る。
5.フライパンを熱してバターとニンニクを香りがたつまで炒め、しょうゆを加えてバター醤油を作り、「3」のにらもちにかけてできあがり。
実際に作ってみて、
- にらを刻む作業が手間
- お餅が器にたくさんくっついて洗い物が大変
だと思いました。
少しでもこの負担が減らないかと考えてみました。
■tekowanekoのワンポイントアドバイス
〈にら〉
にらを細かく刻むのが大変だったので、フードプロセッサーで試してみました。
結果として、フードプロセッサーで刻もうとしてもぬるぬるとして刃が滑ってしまい、こちらは時短にはなりませんでした。
また、包丁で4等分位の長さに切って、さらに水分を足さないと、にらがフードプロセッサーの刃に絡まってしまったので、結果として水っぽくなってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)
ちょっと手間ですが、ゆでたらにらは、手で刻むほうが良いと思います。
また、にらは生で食すことができるので、生で細かく刻み、熱々のバター醤油と和えてタレにしてみました。
(お餅は何も混ぜずに成形しました)
生のほうがぬるぬるが少なく、刻みやすかったです。
生だと少し独特の辛みがあるので、バター醤油を作ったら最後にサッと加熱しても良いと思います。
見た目は全然違いますが、味は同じで、むしろにらをゆでないので水っぽくならないので、私はこっちのほうが好みでした(笑)
〈お餅のべたつきを簡単に取る方法〉
私も夫も毎年お餅を食べた後のお餅のベタベタを洗うのに苦労しています。
(食べ終わった後のお皿ってお餅がカピカピになって、お湯に漬けて置いたら次はベタベタして、スポンジでこするとスポンジがベタベタになって…と洗い物が嫌になりませんか?(;^_^A)
今回のレシピは、お餅が耐熱容器にくっついて、洗い物をする前からテンションだだ下がりでした(笑)
そこで、お餅のべたつきを簡単に落とす方法を調べてみると、
「お湯に漬け置くときに重曹を入れて漬けるだけ」で簡単に落ちると書いてありました!!
漬けおき後は普通にいつも通り洗うだけです。
(えっ!?これだけでいいの?簡単すぎるからちょっと実験してみよう!!)
と、年末の大掃除の時に使った、重曹の残りでやってみました(笑)
比較と評価は以下の通りです。
比較対象 | お餅のベタベタの落ちやすさ【0(落ちない)~5(良く落ちた)】 |
重曹無し湯につけてすぐ洗う | 評価:0ガビガビで全く落ちない |
重曹無しぬるま湯に5分程度漬けおきしてから洗う | 評価:3一応ガビガビが柔らかくなり、スポンジで強くこすれば落とせる。でも、スポンジがベタベタになり不快。 |
重曹有り冷水に重曹を入れ、5分程度漬けおきしてから洗う | 評価:2重曹無しで湯につけてすぐ洗うよりかは落ちるが、そんなに重曹の効果を感じなかった。それだったら、重曹なしでぬるま湯に漬けたほうが良いと思うほどだった。 |
重曹有りぬるま湯に重曹を入れ、5分程度漬けおきしてから洗う | 評価:5ガビガビが柔らかくなり、重曹の効果なのかスポンジでこするとジェル状になってはがれる。スポンジがベタベタせず、そんなに力を入れなくてもきれいになり良かった。 |
※重曹は説明書通りの量を使用
重曹はホームセンターの食器洗剤売り場付近や、ダイソーでも手に入り、お餅のベタベタ以外にも、キッチン周りの油汚れを落としたり、漂白もできるので便利です。
今回使用した重曹はこちら
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■平野レミさんの「にらもち」を食べてみた感想
「にらもち」は
- にんにくバター醤油とにらの香りが食欲をそそり、お餅を食べ飽きてきた頃の変わり種としてぴったり!
- にらが色鮮やかで目でも楽しめる
と感じました。
夫は「なにこれ?草餅?あれ?でも餃子みたいな香りする。」とはじめに言っていましたが、「こんな食べ方初めて。美味しいね。」と言っていました(o^―^o)
最初から最後まで食べだしたら手が止まらない悪魔のレシピだ、と感じました。(笑)
バターの代わりにごま油にすると、より餃子っぽくなり、面白いかもしれません。
バター醤油を多めに作って、漬けダレにすると濃い目になってお酒のおつまみにも良さそうです(o^―^o)
また、にらには、
- 体内でビタミンAに変換され、視力や粘膜を正常に保つ働きのあるβ-カロテン
- 抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンC
- 免疫力を増強する作用やビタミンB群の吸収を高める働きがあり、感染症の予防や疲労回復に効果的なアリシン
- 腸内の余分な糖質やコレステロールを排出する働きをもつ食物繊維
が豊富に含まれているので、冬に積極的に食べたいですね。
さらに、お餅はご飯に比べて消化吸収が速いので、実は胃に優しい炭水化物です。
これは、ごはんとお餅の構成するでんぷんが異なり、お餅を構成するでんぷんの方が消化吸収が速いためです。
意外ですよね(笑)
それに、お餅はごはんと比べて粘り気が強く、よく噛みますよね。
よく噛むと、
- 脳が少量でも満腹感を感じやすくなり、食欲が抑えられ、肥満防止に繋がる
- だ液がたくさん出ることで、口の中を清潔に保ち、むし歯や歯周病の予防になるうえに、消化を助けてくれるため、栄養の吸収がよくなる
- あごを開けたり閉じたりする際に、顔などの骨や筋肉が動くことより血流が増加し、脳に酸素と栄養が送られるため、脳細胞の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などがよくなる
というメリットがあるので、体にも優しい食べ物です。
ただし、お餅は同じ量のごはんよりも、糖質が1.3倍多く含まれているので、食べすぎは肥満の元です。
平野レミさんの「にらもち」は、食べだしたら止まらない悪魔のレシピですが、一人で全量食べると、ごはんを2膳分食べるのと同じなので、1食あたり半量を目安にしましょう。
■まとめ
今回は平野レミさんの「にらもち」をご紹介しました。
「にらもち」は、
- お正月に食べるからとお餅を大量に買い込んで余らせてしまった(このままだと家に大量のストックが…なんとか消費したい)
- まだお餅が残ってるし、お手軽な食材でちょっと変わったお餅が食べたい(自分を含め、家族が雑煮もお汁粉も飽きちゃった…)
- 年末から食べすぎ飲み過ぎで内臓が疲れ気味(疲労回復に良いレシピはないかな?)
という方におススメです。
まだまだ寒い冬が続きますので、平野レミさんの「にらもち」を食べて、元気に過ごしましょう!
今回レシピをご紹介した平野レミさんの
料理に対する理念についてまとめた記事はこちら
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