tekowanekoです。
ご訪問ありがとうございます。
子育てや仕事に忙しいという方はこのようなお悩みはありませんか?
- 夕飯を作る時に野菜やキノコをきざむのが面倒くさい
- 洗い物が多いと疲れているからうんざり
- なにより明日のために早く休みたいからラクしたい!
私も産休育休前は仕事をしていましたし、育休中の今もワンオペで育児をしている時間があり、夕飯の支度はドタバタしています。
だからいつも夕飯作りは30分程度しか時間を割けません…
でも家族にはちゃんとバランスよく食べてほしいから、私は夫の休みの日等、比較的時間があるときに、食材を下処理して冷凍しています。
市販の冷凍食品を使ってもいいのですが、物によっては高いですよね…
でも自分で作ってしまえば市販のものより安くて大量に作れますし、とっても楽に冷凍食品をストックできちゃいます!
今回は野菜の冷凍方法について書いていきたいと思います。
野菜は鮮度が保たれる一方で、冷凍の過程で繊維が壊れるので、火の通りが速く、味も染み込みやすいというメリットもあります!
冷凍ができない野菜もあるので、賢く野菜を選んで忙しい日にはラクをしちゃいましょう(^-^)
【時短テク】手作り冷凍食品の超簡単な作り方
切ってそのまま冷凍できるもの
切ってそのまま冷凍できるものの特徴は、あくが少ない、加熱して調理する野菜です。
また、根菜類であくの強いものは酢水等につけてあくを抜けば、そのまま加熱せずに
冷凍してOKです!
具体的には、キャベツ、小松菜、セロリ、玉ねぎ、チンゲン菜、ネギ、白菜、パセリ、大
根、にんじん、かぼちゃ、パプリカ、ピーマン、キノコ類等です。
冷凍食品の作り方は、
- 冷凍する野菜を洗って水分を拭き取る。(キノコ類に限っては洗うのは厳禁、汚れを
拭き取るのみ) - 用途に合わせ、好みの大きさに切る。(ざく切り、千切り、みじん切り、いちょう切り、
乱切り等) - 保存用ジッパー付き袋(フリーザーOKの物)に入れて、平らにならして空気を抜き、
冷凍する。
使い方は簡単で、使う前に袋の上から軽くほぐして、味噌汁の具や炒め物、煮物に加
えるだけ!
1度ゆでてから冷凍するもの
1度ゆでてから冷凍するものの特徴は、あくが強いもの、ゆでることにより甘みが増す
ものです。
ほうれん草、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリーなどです。
冷凍食品の作り方は、
- 泥やその他汚れを洗い流す。
- 沸騰したお湯に塩を一つまみ(3本指でつまんだ量)を入れ、固めにゆでる。(ブロッ
コリー、カリフラワーは一口大に切り分けてから。) - ほうれん草などのあくの強い野菜は水にさらす。ゆでると甘みが増して美味しいア
スパラガス、ブロッコリー、カリフラワーなどはザルにあげて水気を自然にきる。 - 水気をしっかりきり、ほうれん草などのそのままゆでたものはは食べやすい大きさ
に切ってから保存用ジッパー付き袋(フリーザーOKの物)に入れてなるべく平らにして
冷凍する。アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワーなどはあら熱がとれたら水分を拭
き取り、ほうれん草と同じように袋に入れて重ならないようにして冷凍する。
少し手間ですが、忙しい日に解凍の必要がなく便利です!汁物にそのまま入れたり、
凍ったまま炒めれば簡単に1品できます。
冷凍が難しい野菜
冷凍が難しい野菜は水分が多く、解凍すると食感が悪くなるものや、生で食したい野
菜です。
水菜やレタス、かぼちゃやイモ類が代表例です。
生食しようと思っている野菜は、下処理してタッパーや保存袋に入れ、冷蔵保管する
と良いでしょう。
また、丸ごとレタスを買った場合には、レタスの芯につま楊枝を3本程刺し、キッチンペ
ーパーでくるんで冷蔵保管すると長持ちします!
この理由は、レタスの成長点を適度に壊すためです。
レタスの芯には成長点があり、レタスは収穫してからも成長点に養分を集めて成長し
ていきます。
しかし、養分を摂られた葉の部分は劣化していくので、成長点に養分が全部集まって
しまわないようにしなければならないのです。
つま楊枝を芯に3本程さすことによって適度に成長点が壊され、鮮度が長持ちします
よ♪
ただし、必要以上につま楊枝を刺したり、芯をくりぬいたらすぐに鮮度が落ちてしまい
ますので、レタスの芯につま楊枝を刺すのは3~4本に留めて下さいね!
かぼちゃやイモ類は生で冷凍すると、食感を損ないます。
切っていない状態ならば、常温でも長持ちしますので冷凍は避けましょう。
どうしても冷凍したい場合は、加熱してマッシュして冷凍しておくと、食感を損ないにく
いです。
手作り冷凍野菜のメリット・デメリット
最後に、手作り冷凍食品のメリット・デメリットについてまとめていきます。
メリット
- 既製品の冷凍野菜と比べて安価で、種類が豊富である
- 冷凍するときに数種類の野菜を自由に組み合わせられる
- 野菜の繊維が破壊され、火の通りがはやくなる。
- 野菜の繊維が破壊されているので、味のしみが良い
- 忙しい日に包丁やまな板を使わなくて良いので時短になる
- 野菜の鮮度が保たれる
デメリット
- 加工が面倒くさい
- 冷凍庫がいっぱいになる
- 冷凍に不向きな野菜があるので見極めが必要
時間がある時に加工は確かに面倒くさいです。
ですが、この面倒くさい作業をして野菜・キノコ類を数種類だけでも用意しておくと、味
噌汁は水を入れて冷凍野菜をパラパラしてだしを加えて煮えたら味噌を溶き入れるだ
けで完成します!
また、冷凍庫がいっぱいになっても、毎日使っていればすぐになくなります。
最初は冷凍に不向きな野菜の見極めが難しいと感じるかもしれません。
しかし、レタス等の水分が多い野菜は、間違って冷凍してしまっても加熱すれば食べ
れないこともありません。
難しそうと気負いせずに、まずはトライしてみませんか?
まとめ
今回は野菜やキノコ類の冷凍保存方法についてまとめてみました。
確かに初めはめんどくさい、休みの日くらい楽したい、と感じるかもしれません。
まずは忙しい日々が気楽に過ごせるよう、休みの日に少しだけ時間を使って、下ゆで
不要な野菜やキノコ類から始めてみると手軽さを感じやすいと思います。
キノコだと洗わないで刻んだりほぐすだけなので、10分かからずに冷凍できます。
休みの日のたった10分の手間で、忙しい日に包丁とまな板を使わないで済むのなら
やって見る価値があると思いませんか?
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