tekowanekoです。
ご訪問ありがとうございます。
皆様はリュウジさんをご存知ですか?
リュウジさんは料理研究家で、『リュウジのバスレシピ』というYouTubeチャンネル名で、レシピを紹介されています。
また、YouTubeでレシピ紹介されたものが書籍にもなっています。
今回は、そんなリュウジさんの料理に対する理念や、数あるシリーズの中の虚無シリ
ーズについてご紹介していきたいと思います。
■リュウジさんの料理に対する理念
まずは、リュウジさんの料理に対する理念についてまとめたいと思います。
リュウジさんの料理に対する理念は、3つの柱から成り立ちます。
- 余計なこだわりを捨てる
- 普段の料理は80点でもいい
- パートナーを思いやる気持ちを大切に
それぞれの理念について見ていきたいと思います。
余計なこだわりを捨てる
まず、リュウジさんは、料理自体が好きな人は1割ほどしかいなく、あとの約9割は、何
かしら料理をする理由を持っていると思っているそうです。
(「食費を抑えたい」「ダイエットしたい」「パートナーのためにつくる」など)
リュウジさんは「自炊人口を増やしたい」と考えており、料理を習慣にするために必要
だと思うのが「こだわりを捨てること」と考えています。
理由は、最初から凝ったものをつくろうとすると、挫折しやすいからだそうです。
極端な例では、「『カップラーメンに野菜を入れた』というだけでも成長」と考えるのが
良いと言っています。
普段の料理は80点でもいい
大多数の人はおいしいものを食べたいと思っていますが、どうやっておいしい料理がつくれるようになるかまでは、あまり気にしていないそうです。
リュウジさんは、「熱弁をふるっても、なかなか興味を持ってはもらえないことが多い」と言っています。
リュウジさんは、“料理より他のことがしたい”と考えている人たちが手軽に料理できるよう、冷凍食品や缶詰などを使ったレシピも開発しているそうです。
「ちゃんとした食材を買わなくてはなどと肩肘張らず、まずは一度つくってみるのが一番だと思います。」「料理をすることに慣れてくれば、そのうち今日は少し凝ったものにしようとか、今日は時間がないから簡単なものにしようとか、使い分けられるようになります。」「大切なのは、毎回100点を目指さないこと。平日は80点で十分というくらいの余裕を持ち、休みの日においしさを追求するなど、メリハリをつければ料理を楽しく続けられるはずです。」
と述べています。
「毎日100点じゃなくていい」という考え方、素敵だと思いませんか?
パートナーを思いやる気持ちを大切に
パッと見では一番抽象的でわかりにくいと思いますが、大切な考え方だと思います。
リュウジさんは、「食べたい料理があるのなら、自分でつくるべきだ」と考えています。
「好きなものをつくれるというのは、料理をする人の特権なのです。その権利を譲ってつくってもらうなら、食べる人はつくってくれた人への感謝の気持ちをぜひ忘れないようにしていただきたいですね。料理というツールを通じ、お互いを思いやる気持ちはもっともっと育めると思います。」
仕事が忙しい・料理が不得意といった理由でパートナーに料理は一任している場合には、≪作ってくれた人に感謝の気持ちをもつ≫というのを忘れないだけでも、作り手はうれしくなりますよね。
■リュウジさんのレシピシリーズ
リュウジさんと言えば「リュウジのバズレシピ」というYouTubeチャンネルが有名ですが、このチャンネルの中で発信しているレシピはいくつかの種類に分けられます。
リュウジさんのYouTubeの再生リストによると、11種類ものカテゴリーがあります!
それは、
- リュウジママ
- ご飯もの
- スープ・汁物
- 肉料理
- もう1品(副菜)
- 虚無シリーズ
- そうめん
- 鍋料理
- パスタ
- 至高シリーズ
- [痩せ飯]
です。
複数のキーワードでカテゴライズされているため、同じ料理が虚無シリーズとご飯ものに入っていたりもしますが、少ないものでも37個の動画、多いもので266個の動画が1つのカテゴリーの中に入っています。
その中でも、虚無シリーズは他の動画と別格です。
今回はシンプルながらも簡単、ズボラでもできる虚無シリーズについて、ご紹介したいと思います。
■リュウジさんの虚無シリーズ
引用:やる気0%でもこんなにうめえのかよ…世界一、雑でウマい【雑ウマご飯】
動画を1度でもご覧になった方は、虚無シリーズと他の動画とのギャップをご存知かと思います。
普段は髪の毛、服装ともにきちんとしていますが、虚無シリーズの時は完全にオフな様子で、髪の毛は寝癖がついたまま、服装は部屋着でメガネをかけている状態な上に、テンションも低く、大抵二日酔いになっています。
そんな状態でも、コツを抑えれば手抜きでも美味しい料理が作れることを紹介しています。
動画中では普段の自分をディスる様子もあり、見ていてクスッと笑ってしまいます。
私はリュウジさんのしっかりとした動画も好きですが、毎日手の込んだ料理を作るのは大変なので、普段は虚無シリーズに近い料理でも良いのではないかと思い、ご紹介させていただきます。
■リュウジさんの虚無シリーズで料理の悩みが解決!
虚無シリーズは、かなりシンプルな材料で、極力無駄を省いたレシピです。
虚無シリーズのメリットは
- 1品にかかる時間が短い
- 食材がシンプルで包丁まな板を使わない料理もある。
- コツを押さえれば、アレンジもしやすい
というところです。
プロフィールにも書いていますが、私は年少と0歳の姉妹の子育て真っ盛りで、更に
長女は超偏食のため、基本は大人と別メニュー…。
- 1品に時間がかけられない
- 品数を作らないといけないというプレッシャー
- 栄養バランスを調えなければという焦り
- 料理ばかりに時間を割けないという現実
- メニューを考えるのが面倒
といつも頭を悩ませていました。
そんな時に思い出したのが、リュウジさんの『虚無シリーズ』です。
いくつか作ってみたのですが、レンジ加熱だけでできてしまうものや、中にはご飯に乗
せるだけ!なんていうお手軽レシピもあり、本当に忙しい時や、1人の昼食にはもって
こいだなと思いました。
『虚無シリーズ』は極力無駄を省いたレシピなので、野菜やたんぱく質(肉や魚など)が
入っていないことも多いです。
しかし、『虚無シリーズ』のレシピに、
- カットサラダを添える
- 加熱の行程で冷凍野菜や肉類を一緒に入れる
ことで解決できます。
また、一食でバランスをとるのではなく、1日の食事でバランスがとれればいいので、
一食のバランスにこだわらないのも良いと思います!
リュウジさんも動画の中でこう言っています。
「虚無レシピっていうのは、労働の対価に対してパフォーマンスが高いもの。それを虚
リュウジのバズレシピより
無レシピとしてやっています。なんでかって言うと、手間かけて美味しいっていうのは
マジで当たり前なんで。どれだけうまいものをどれだけ手間少なく対価を払わずに作
れるかって。ある意味現代の錬金術。」
やる気0%でもこんなにうめえのかよ…世界一、雑でウマい【雑ウマご飯】
この動画で作っているものではないですが、実際に作ってみたので紹介したいと思い
ます。
■リュウジさんの虚無レシピを実際に作ってみた
虚無リタン
(虚無レシピのナポリタン)
【材料】(1人分)
・パスタ(1.6mm)…100g
・水…1リットル
・塩…10g
・卵…1個
・ケチャップ…大さじ3
・サラダ油…小さじ2+大さじ1
・塩…適量
・粉チーズ…適量
作り方
- フライパンにサラダ油を小さじ2入れて熱して卵を割り入れて、目玉焼きを作る。
- 水を沸かす。
- ②が沸騰したら塩を入れて既定時間より1分短くパスタを茹でる。
- ①の目玉焼きを取り出し、フライパンに大さじ1の油を入れて、ケチャップを入れて炒め
る。 - ケチャップが水あめやジャムに似たドロッと具合になるまで炒め、できあがったら茹で
たパスタを加え、少量のゆで汁を入れてソースと絡める。 - 器に盛り、粉チーズを振って目玉焼きを乗せて出来上がり。
具なしで簡単に作れます!
リュウジさんも動画で言っていますが、野菜等の具が欲しいなら、炒めておいてパスタと
絡めるときに一緒に入れれば良いとのことでした!
私は、より簡単にするのならば、卵を目玉焼きの代わりに生の卵黄のみ乗せてユッケ風
にするか、市販の温泉卵を乗せるのも良いかなと思いました!!
動画内でもリュウジさんがおっしゃっていますが、粉チーズが無ければマヨネーズでも良
いそうです。
■リュウジさんの虚無リタンを食べてみた感想
リュウジさんの虚無リタンを実際に食べてみた感想です。
ケチャップをよく炒めることにより、ケチャップ特有の酸味は全く無く、旨味だけが残っ
ている美味しいソースでした!
私はケチャップを炒める行程で玉ねぎスライスの冷凍を加えたのですが、ソースを炒
める行程で野菜を加えても動画通りのソースを作ることができました!
ウインナーやハム等のたんぱく質が入っていないのでどうなのかなと思いましたが、
それを目玉焼きが補ってくれて、寧ろ濃厚で美味しかったです!
粉チーズがたまたま家に無く、マヨネーズもかけ忘れましたが、無くても卵だけでじゅ
うぶんでした。
■まとめ
今回は料理研究家・リュウジさんの理念や虚無シリーズについてご紹介しました。
毎日の料理は美味しく食べたいけれど、毎度毎度メニューを考えたり品数を作るのは
大変ですし、そもそも子育て世代や、共働きで忙しい人にとっては、かえって料理がプ
レッシャーに感じてしまいますよね…
たまには虚無シリーズのように手を抜いて、気楽に料理しても良いのではないでしょう
か?
リュウジさんは料理の理念として、「大切なのは、毎回100点を目指さないこと。平日
は80点で十分というくらいの余裕を持ち、休みの日においしさを追求するなど、メリハ
リをつければ料理を楽しく続けられるはずです。」と言っています。
毎度の食事、80点を目指して作ってみてはいかがでしょうか?
料理を作る時間を短くしたい!
料理ばかりに時間が割けない!
そんな風に悩まなくても、今できる限りの料理が、家族を笑顔にすると思いませんか
?
リュウジさんのレシピに野菜やお肉を手軽に足して作るには冷凍食品を作って冷凍す
るのがオススメです。
私の紹介している手作り冷凍食品の作り方はこちら
野菜・キノコ類
肉類
魚類
虚無レシピに野菜やお肉を使った汁物を足せば簡単に一汁一菜の献立が作れます
土井善晴さんの一汁一菜の理念紹介はこちら
2023年11月追記
リュウジさんの「レンジパンプキンポタージュ」を作ってみました。
詳しくはこちら
2023年12月追記
リュウジさんの「ねぎ塩牛タン風ささみ」を作ってみました。
詳しくはこちら
2023年12月追記
笠原将弘さんの「鶏むね肉牛タン風」とリュウジさんの「ねぎ塩牛タン風ささみ」を牛タンと比較してみました。
笠原将弘さんの「鶏むね肉牛タン風」はこちら
比較記事についてはこちら
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